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残念なアニキ

ダンナにはとても残念なアニキがいる。ほんっとに残念すぎる人なのよ。これが。

 

 

 

お義母さんが亡くなったそのすぐ後。

 

「ねぇ、ねぇ。財産ってどうしよっか?」

 

とすぐに聞いてきた。はえ~な、おいって思う。が、まぁ気になるならしょうがないよね。施設入ってすぐくらいに、お義母さんの金よこせって言ってきたことあったしね。

 

「お義母さんが残してくれたお金は半分にして、家はお兄ちゃんの名義に直すから心配しなくて大丈夫・・・」

 

「違うよ!お母さんのじゃないよ!」

 

は?何の話????と思うわな、こっちは。

 

「そうじゃなくて俺のだよっ!」

 

・・・マジでなんのはなし???

 

きょとん顔のワタシに向かって、子供みたいな話し方で続けてくるのさ。

 

「あのさ~、オレになんかあったらさぁ~、コジ(ダンナのこと)となめさんに頼むわけじゃ~ん。やっぱさ~、わかるようにどっかにまとめといて教えといたほうがいい~?ありかとかさ~。

これでさ~、たぶん10年くらい会わなくなるわけじゃ~ん。」

 

と、なんでか知らんがこのタイミングで自分の後始末のこと話されてもちょ~キョトンなんすけど???

つうか知らねぇよ、お前になんかあってもよっ。とかこっちは思うし。自分でなんとかせぇよ。

つうか10年くらい音信不通になるって部分だけは正解。

 

 

 

と。そういう人なの。

 

 

寝たきりのギボのこと、ケンカして殴るような人なのよ。だ~から施設に入れるしかなかったのに、ギボが死んで一番にシクシク泣くような人なのよ。だったらすぐに来いやってことなんだけど、そういうのわからない人なんだよねぇ~。

 

 

とにかくワタシのミッションの一つに、ダンナとこのアニキをケンカさせないってことがあったのよ。最初っからダンナにはそれは言っておいたの。まともに話すなよって。

 

ダンナとアニキは、ほんっとうに全部が全部違う人種だから。アニキは気づいてないみたいだけどね。

 

 

葬儀の日取りを決めて、アニキに、職場にお母さんが死んだって伝えて休みをもらってねって。

 

「そか~。職場か~。ねぇねぇなめさん。やっぱお母さんが死んだって言った方がいいの?」

 

とかまたわけわかんないこと聞いてくる。ダンナが一緒に聞いててまたキレそうになってるからまぁまぁって間に入る。

 

「言わないと休みもらえないでしょ?お兄ちゃんのお世話になってる人にもそういうの言わないとダメなんだよ。」

 

「あ、そうなんだ~。わかった~。」

 

と言っていたのだが、通夜の晩にそそそってやってきてちっちゃい声で言うの。

 

「あのね。社長にね、お母さん死んだのはナイショにしてって言って、一日だけ休みもらったから。」

 

「ナイショなの?・・・・・・・・・・・・あそ。」

 

ナイショにする意味がさっぱりわからん。なんならも~仕事行ってください、とも思うがグッと我慢する。それが葬儀が終わるまでのワタシの仕事だから。

 

お義父さんの時もそうだったからだいたいわかってる。この人ほんとにズレまくってる人だなぁ~って。もうだから腹も立たんがね。

 

そんなわけで、通夜の晩の会葬者は全員がダンナの会社関係とダンナの友達オンリー。当然こっちは接待もせにゃならんし、坊主にお布施を渡すだの、介添え人にお持たせ用意してそそっと渡すだの、暗躍しなければならないのよね。アニキの面倒なんかみてられないのよ。

 

けっこう来てくれた、ダンナの会社関係のみなさんが帰られて、ダンナの友達だけが数人残ってくれたくらいにようやっと自分も席に座ってちょこっと寿司なんかをつまんでた。

 

ふとアニキを見ると、な~んとも言えないバツの悪そうな居心地悪そうな顔してて。きっといつもと違う場面に、どうしていいのかわからんのかなぁと思う。

あとはねぇ。お義父さんの時に言ってたの。

 

「コジばっかりでよ~!俺だってわかってたら人呼んでたわっ!」

 

って怒ってたの。よ~するにダンナの知り合いばっかで羨ましかったんだって。ほんととほほほほ~、だったのに今回も誰も呼ばずにいじけモードなんかな。そん時はまだアニキの相手をする親戚がいたんだけど、今回はお義母さんの弟一人のみだったから、愚痴言う相手もいなかったんだよね。

 

彼、年は47歳。今までどうやってこういう場所に行ったんだろか?とか思う。

その話を後日ダンナにしたら「たぶんそういうの逃げてきて、行ったことないんじゃねぇの。」とか言ってた。横のつながりをまるで作らずに生きてきたらしい。

 

 

と。

 

ここまで書いたのでわかると思うが、ダンナのアニキ。たぶんちょっと違う人なの。だいぶ違う人なの。

 

お義父さんの時にはじめて面と向かってこういうことがあって、そん時はなんなんだっ!?ってちょ~ムカついたからちょっとキツイこととかも言ったんだけどぜんっぜん伝わらないの。だから、今回はわかってたから、は?って思ってもはいはいってしてたの。

 

葬儀の日、急にこそこそって呼び出されてなんだろ?って思ったら、急に喪主挨拶の練習を見せられて、えぇ?とか思う。それがまた小学生の運動会の宣誓みたいだったんだけども~それでどうぞって。そしてそのまんま挨拶。ダンナの会社の人が数名来てくれてたんだけど、たぶんけっこうびっくりしたと思う。ダンナっちとは全然違うタイプだから。

 

出棺の時、泣いてたのはアニキだけ。ダンナはもうケロッとしてた。やり遂げた人とやらなかった人の違いだなぁと思う。

 

お骨を実家に届けた。

 

死に際の母を前に、リフォームしたんだ~リフォームしたんだ~、お母さんも喜んでくれたから親孝行になった~♪と、親を追い出して住んでいる親の家を勝手にリフォームして親孝行という人の気がしれないと思った。親孝行ってそういうことじゃないし。

 

金かけたって言ったからどんだけリフォームしたのかと思えば畳を板の間にしただけで、これまた。。。

ダンナがそれ見て吐き捨てるように

 

「なんもしてねぇじゃねぇか。中途半端なことしやがってっ。」

 

と静かに言い放った。この二日間二人を接触させないようにケンカさせないようにしてきたが、もう終わりだからいいやって。

 

 

 

すんません。

 

あんまり救いのない話を書いたなぁ。。。

 

 

あ。

 

家に着いたら、アニキが緊張から解放されたのか、ワタシが行くのに全裸で玄関空けて、笑顔だったのがわらけたけど。

 

「お母さ~ん。家にやっと帰れたね~。家だよ~。キレイになったでしょ~。」

 

とか、やっぱり小学生みたいな話し方で言ってる姿は、な~んかもうどうでもいいや~って気にはさせられた。もうそんなでいいやね。この話。

 

残念な兄は、お骨になったお義母さんといられて嬉しそうだったし。

 

あ~。疲れたって話。

 

残念な話。

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1. なんか・・・

最近、さる山を下山した人について読んでいるようだった。
近くの人は、ほんっと大変だよねぇ・・・

2. Re:なんか・・・

>整体占い さる山さる子 そらさん

そうなの!?…いやぁ、それは大変だ。家族だとある程度は逃げられんからねー。
事情はわからないが、うまくまわって復活して欲しいなーと思ってます。

3. Re:Re:なんか・・・

そらちゃん、違うか。もしかして逆だったんだね。
ごめん、ごめんo(`ω´ )o
それは大変だったね。そんならしゃあないわ。
お疲れ様でごんしたねー(>人<;)
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Author:なめ
ネコをなでなで、つまみをモシャモシャ、たまにダンナとバカ話( ´ ▽ ` )ノ

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